SSHニュース

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第1回土曜AL(アクティブラーニング)を実施しました

今年度最初となる土曜ALを7月16日(土)に実施しました。生徒の主体的な学習を支援する取組ですが、今回は生徒の探究的な学びや進路選択の一助となるような次の5つの講演を企画しました。

講演①「地域活性化とは何か」
(関東学園大学 経済学部 准教授 山根 聡之 様)

講演②「DXで加速するAI共生社会と画像判別AI実習」
(群馬大学先端医療開発センター兼数理データ科学教育センター 

 中村 賢治 様)

講演③「PCR検査とは?」
(群馬パース大学医療技術学部 教授 木村 博一 様)

講演④「数学を使って社会を読み解く」
(関東学園大学経済学部 准教授 柴崎 直孝 様)

講演⑤「推測統計の概念を理解するためのアクティブ・ラーニング授業」

(カリフォルニアポリテクニック州立大学 教授 土井 ジミー 様)

▼講演⑤の様子

講演⑤の様子

*生徒の感想(講演⑤)*
難解な概念を分かりやすく話していただいたので、初めて統計学について学ぶ自分にも理解することができた。今回学んだことは、課題研究でアンケートや実験の結果をまとめるときにも使えそうである。課題研究にもっと積極的に取り組んでいこうと思った。

令和4年度 第1回イノベータ講演会(1学年)

 4月22日(金)に共愛学園前橋国際大学学長の大森昭生先生を講師に迎え、「答えがないから面白い~課題研究の意義と進め方~」と題して講演会を実施しました。1年生にとっては初めての挑戦となる課題研究について、その意義や研究の進め方などを具体的かつ丁寧に説明していただきました。

 Society5.0に突入する予測困難な時代に活躍できる力を身につけるために、答えがない課題に主体的かつ協働的に取り組み、解決のための手段や方法を思考していくことの大切さが伝わりました。

 講演後の質疑応答は大変活発に行われ、有意義なものとなりました。

令和3年度SSH成果発表会

今年度の課題研究の成果を発表する「令和3年度SSH成果発表会(2学年)」が2月15日(火)に開催されました。今年度の開催は世情を鑑み、校内限定(生徒のみ)で開催しました。代表班の発表は動画撮影をし、外部講師として前橋工科大学の先生3名が視聴することにより、指導・助言をしていただきました。

1学年については3月4日(金)に行われます。外部講師として群馬大学、共愛学園前橋国際大学、東京大学の計10名の先生方にご協力いただき、対面とオンラインを交えて開催予定です。

1学年 テーマ一覧(PDF)

2学年 テーマ一覧(PDF)

 

前橋女子高校との研究交流会

 前橋女子高校との研究交流会を前橋女子高校の化学室にて3/26(金)に実施しました。同じSSH校である前橋女子高校との研究交流会は、初の試みとなります。
 交流会には、前橋高校1年12名(次年度の「探究総合」履修者から参加)、前橋女子高校1年14名が参加して、ポスターセッション形式でお互いに発表を行いました。2時間のイベントでしたが、終始積極的に研究に関しての意見交換を行い、時には鋭い質問を行うなど、これまでの活動で得た学びを生かして取り組んでいました。

 

 

SSH成果発表会

1/27()に本校体育館にてSSH成果発表会が行われました。

午前中は2学年、午後は1学年による発表で、これまでの課題研究の成果を1枚のポスターにまとめて発表を行いました。

2学年は、文系・理系合わせて66もの研究が一同に並び、それぞれが1年間取り組んできた研究の成果を精力的に発表していました。また、他のグループの研究についても興味津々で、様々な発表を回っては、食い入るように耳を傾ける様子も多く見られました。

理系は、物理、化学、数学・情報、地学・植物、動物・医学のゼミに分かれ、生徒の素朴な疑問から生じたテーマについて、オリジナリティある実験を計画、実行し、検証した結果を発表しました。生徒同士や講師の大学の先生からいただいたアドバイスを踏まえ、今後の追実験、論文作成につなげていきます。

文系は、「前橋の地方創生」という課題の下、16グループに分かれてテーマを設定し、様々な外部の方々にもお世話になりながら、研究を進めてきました。高校生にとって決して簡単ではない課題に対して、試行錯誤してきたその過程と考察を、精一杯伝えようとする姿が印象的でした。高校生ながらにこの地元に対して抱いた思いを、今後にも活かしてもらえればと思います。

1学年は10のゼミによる72班と、科学部による3人の計75のテーマで発表を行いました。

講師として1学年は群馬大学と前橋国際大学から12人、2学年は群馬大学と前橋工科大学から3人の先生方をお招きし、指導・助言をしていただきました。いただいたアドバイスをもとに、より発展的な内容に挑戦していきます。

1学年テーマ一覧(PDF)
2学年テーマ一覧(PDF)

 

 

1学年 分野別オンライン研修

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、東京方面の大学・企業等への訪問の予定を変更しました。11月10日(火)に全8講座を開講し、各生徒は希望する2講座を教室で受講しました。質の高い質問を考えるためのワークシートを使い、講義後の質疑応答では非常に多くの生徒が画面越しでの質問に挑戦しました。最先端の研究や事業についての講義・演習を通じて、生徒たちは進路選択やキャリアについて考えるきっかけを得ることができました。

 

<講座一覧>

1.東京大学 医科学研究所ヒトゲノム解析センター

2.群馬大学 次世代モビリティ社会実装研究センター

3.早稲田大学人間科学学術院

4.株式会社SKYAH

5.かずさDNA研究所

6.国立感染症研究所

7.株式会社ベネッセコーポレーション

8.群馬県庁 総務部統計課(対面実施)

<生徒の感想より抜粋>

バイオインフォマティクスの研究者の例から、一つの分野を極めるためには他分野の知識も兼ね備える必要があると気付いた。やりたいことを明確に一つに絞ることができず悩んでいたが、様々な学問分野を融合した分野があることを知れてよかった。

  
  7.株式会社ベネッセコーポレーション    1.東京大学 医科学研究所ヒトゲノム解析センター


  8.群馬県庁 総務部統計課(対面実施)

筑波研修

1028日(水)にSSHの活動の一環として、筑波の研究施設へ研修に行ってきました。

今年度は83名の参加者が3コースに分かれて研修してきました。

1コースでは、土木研究所、筑波宇宙センター、サイエンス・スクエア、地質標本館を

2コースでは、防災科学研究所、地質標本館、高エネルギー加速器研究所、理化学研究所を

3コースでは、国際農林水産業センター、物質材料研究機構を見学させていただきました。

各コースとも最先端の科学技術を近くで体験でき、とても充実したものとなりました。

生徒の感想(一部抜粋)

「昨今の大変な状況にもかかわらず、技術でリードする日本を代表する研究施設を見学でき、とても貴重な経験となりました。また、伝わってくる熱量から好奇心を持って何かを真剣に研究することは、とても素晴らしいことだと改めて感じました。そして、この体験を未来につなげていきたいと思いました。」

「今回は、筑波の研究所で進んだ技術や研究を見ることで、よく目にする身近なものにも最先端の技術が用いられていることが分かり、私たちはいつでも科学研究者たちの研究に支えられているのだと思った。当たり前だと思っていることにこそ目を向け、疑問を持ち探究していきたいと思う。」


 

     筑波宇宙センターにて                 土木研究所にて

 
 

      理化学研究所にて                 防災科学研究所にて

令和2年度 探究基礎 中間発表会

10月16日()第5・6校時に1学年の探究基礎で取り組んでいる課題研究の中間発表会が行われました。
1年の課題研究はテーマ毎に10のゼミに分かれており、各ゼミ毎に1名の講師がついて指導して頂きました。
今回の指導・助言を元に、1/27(水)に行われるSSH成果発表会に向けて課題研究・発表準備を進めていきます。

・指導して頂いた講師10名
 
群馬大学共同教育学部理科教育より4名
  日置英彰 教授、岩崎博之 教授、青木悠樹 准教授、佐藤綾 准教授
 群馬大学理工学府より3名
  大澤研二 教授、山﨑浩一 教授、天羽雅昭 教授
 共愛学園前橋国際大学より3名
  後藤さゆり 副学長・教授、西川正也 副学長・教授、岡井宏文 専任講師

 
 

令和2年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会

 令和2年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会に、本校代表として、2年生5名の生徒が参加しました。例年、神戸の国際展示場で行われる発表会ですが、今年度は新型コロナの関係で、動画を撮影し、オンラインで参加する形式になりました。
 参加生徒代表の小池君は、「全国でハイレベルな発表会になるとは思うが、1つでも賞を取れるように頑張りたい。」と意気込みを語ってくれました。



令和2年度 第1学年 第1回 イノベータ講演会

令和2年7月3日(金)6校時、第1回イノベータ講演会を実施いたしました。

講師として 共愛学園前橋国際大学学長 大森昭生先生を迎え、1年生が今後探究基礎の課題研究を行うにあたって意義や進め方について具体的かつ詳細に説明をいただきました。

 

さらに、課題研究の手法のみならず、予測困難な時代に求められる力(課題解決力、協働力、主体的継続的な学び、判断力)がどのようなものであり、それを高校生活の中で育てていくという方向性についても学年全員で確認する機会となりました。





三密を避け、体育館で講演会を開くことができました。