教育方針

校訓・教育目標

校 訓

  • 質実剛健  気宇雄大

教育目標

 教育基本法及び学校教育法に示された「教育の目的」を実現するために、その「目標」の達成を目指すとともに、本校の校訓を尊重し、特に次の5項目を目標とする。

  • (1) 理想を追求し、未来を切り拓くために、着実に努力する姿勢を育む。
  • (2) 知識を充実させ、思考力、判断力、表現力を伸ばす。
  • (3) 個人の価値を自覚し、自然や文化を尊重する豊かな心を育む。
  • (4) スポーツを愛好し、心身の健康の保持増進に努める姿勢を育む。
  • (5) 個性や能力を伸ばすために、自らを律する生活態度を育む。
教育方針

教育指導の重点

進路指導

  • (1) 進路指導の目標
    •  本校に学ぶほぼ全員の生徒が大学進学を希望し、その内の多くの生徒はいわゆる難関と称される大学を志望している現状から、その希望達成のために次の3点を進路指導の基本方針とする。
    • ①3年間を見通した進路指導を計画的、 組織的に実施する。
    • ②進路学習の充実を図る。
    • ③卒業時に進路目標が達成できるよう、 学力の向上と進学指導の充実を図る。
  • (2) 進路指導計画
    • ①各学年の進路指導目標
    • 1学年:生徒の一人ひとりが自己のあり方、生き方を主体的に考え、個性や興味、関心を糸口とした自己理解を図る。(文理コース分け)
    • 2学年:自己の将来に関わって、職業観の確立から学部・学科の研究を中心とした進路学習を促し、自己理解を深める。
    • 3学年:具体的な進路目標達成のための学力養成と具体的な受験大学の決定等、実践的な受験指導を実施する。(目標合格率80%以上、進学率70%以上とする。)
    • ②進路学習の充実
    • ・「進路ファイル」及びClassiを活用し、組織的で主体的な進路学習を促進するとともに、生徒の主体的な取組の履歴を蓄積する。
    • ・「進路に関するLHR計画」を作成し、それに基づいて実施する。
       (年間10時間ほどを進路学習に充てる。)
    • ・各種進路資料を作成し、それらを職員、生徒、保護者に提供する。
    •  (進路希望調査、生活アンケート、学習時間調査等の分析と方策の検討)
    • ・各学年1回の進路講演会(生徒、保護者)を実施する。
    • ・啓発的な体験学習をする。
    • ③学力の向上と進路指導の充実
    • ・授業の質を一層高める。(家庭学習の徹底、 学年・教科間の連携)
    • ・組織的で実態に即した補習授業を実施する。
    • ・校内外模試を効果的に活用する。
    • ・「進学の手引」等の各種資料を活用する。
    • ・志望校検討会、模試分析会議等と個別面談(二者面談/三者面談)指導を実施する。
    • ・「学習合宿」「冬期集中学習会」の実施を通じて自律的な学習を促す契機とする。
    • ・大学見学会を企画し実施する。
    • ・生徒の主体的な学習意欲を引き出すため、 放課後の学習場所(蛟龍館2F・1F)を有効活用する。
    • ・3年の担任を中心に各種研修会に積極的に参加し、それを生徒に随時還元する。

生徒指導

  • (1) 目標
    • ①個々の生徒の特性を十分に理解し、健全で豊かな人格の発達を促すとともに、生徒一人ひとりにとっての学校生活が、健康かつ安全で充実したものになることを目指す。
    • ②生徒の自主性、自立性を基本に据え、主体的な取組による自己実現ができるような資質を培わせるとともに、集団の中で社会性、公民性の発達を図る。
    • ③学校生活のあらゆる機会(授業、特別活動等)を活用し、全職員が統一的な理解を持ち、一貫した姿勢で生徒に対して指導を行う。
  • (2) 重点指導項目
    • ①規範意識や基本的生活習慣の育成
      • ・基本的な生活習慣を身につけ、自律的な生活を送る
      • ・スマートフォンやSNSなどの節度ある利用
      • ・規範意識、マナーの向上
      • ・挨拶の励行
    • ②交通安全教育の推進と事故の防止
      • ・交通ルール遵守と交通マナーの向上
      • ・交通事故の撲滅
      • ・登下校時の事故防止(ヘッドホン、スマホ運転の禁止、雨天時のカッパ着用等)
    • ③教育相談活動の充実
      • ・不登校傾向や悩みを持つ生徒の早期発見、早期対応
      • ・不適応生徒、不登校生徒援助体制の組織化
      • ・学校カウンセラーの活用
      • ・職員研修等の実施
    • ④いじめ防止対策
      • ・不適応生徒、不登校生徒の支援と組織的対応
      • ・学校カウンセラーの活用
      • ・いじめ、悩み等の問題を抱える生徒の早期発見と早期対応、また情報の共有
    • ⑤いじめ防止対策
      •  ・いじめ防止に向けての学校全体での雰囲気作り
      •  ・いじめの早期発見と支援体制
    • ⑥豊かな人間性の育成
      • ・自己理解、自己実現に向けての支援
      • ・よき校風を確立する自立的活動への支援