SSHニュース

2019年4月の記事一覧

イノベータ講演会(第1回)

「答えがないから面白い ~課題研究の意義と進め方~」

 共愛学園前橋国際大学  学長 大森 昭生 先生

新たな学力・能力の評価へと社会がシフトする中で、「課題研究」的な学習が重要になるとも教えていただきました。そして、「研究は答えがないから面白い。極端に言えば、たとえ研究自体は失敗に終わったとしても、そのプロセスを通して、求められる力が身に付いたのならば成功。だから、とことんやってみよう!」とのエールで、前高生の意欲に火を点けていただきました。

1学年「探究基礎」開始

412日(金)に1学年向けに「探究基礎」のガイダンスが行われました。



 探究基礎は今年度文科省よりスーパーサイエンスハイスクール(以下SSH)の指定を受けることになって導入された、課題研究を主に行う学校設定科目です。ガイダンスでは、SSH活動で育成する資質・能力について最初に説明がなされ、そのうちの1つである、「実験力」を育成するために課題研究を行うと説明がされました。課題研究の流れとしては、従来のPDCAサイクルを見直した「CAPDo(キャップドゥ)サイクル」を採用するという説明がなされました。このサイクルでは、まず初めに十分な現状把握をした上で、仮説設定、計画立案、実行、そして現状把握、というサイクルで課題研究を行っていきます。

また、テーマ設定の重要性について、「テータが取りやすく、実証可能かどうか」を踏まえた説明が行われました。

次回からは課題研究の手法に関する授業が始まります。