SSHニュース

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イノベータ講演会(第2回)

「探究活動の指導法について」

一般社団法人Glocal Academy 代表理事 岡本 尚也様

「第2回イノベータ講演会」として、NPO法人グローカルアカデミー代表 岡本尚也先生をお招きし、『探究心から進路実現を』と銘打って、1年生を対象にお話を聞かせていただきました。岡本先生は1年生が探究基礎で活用している『課題研究メソッド』の著者であり、前高独自の海外研修である「Oxbridge 研修」でも指導をお願いしています。

イノベータ講演会(第1回)

「答えがないから面白い ~課題研究の意義と進め方~」

 共愛学園前橋国際大学  学長 大森 昭生 先生

新たな学力・能力の評価へと社会がシフトする中で、「課題研究」的な学習が重要になるとも教えていただきました。そして、「研究は答えがないから面白い。極端に言えば、たとえ研究自体は失敗に終わったとしても、そのプロセスを通して、求められる力が身に付いたのならば成功。だから、とことんやってみよう!」とのエールで、前高生の意欲に火を点けていただきました。

1学年「探究基礎」開始

412日(金)に1学年向けに「探究基礎」のガイダンスが行われました。



 探究基礎は今年度文科省よりスーパーサイエンスハイスクール(以下SSH)の指定を受けることになって導入された、課題研究を主に行う学校設定科目です。ガイダンスでは、SSH活動で育成する資質・能力について最初に説明がなされ、そのうちの1つである、「実験力」を育成するために課題研究を行うと説明がされました。課題研究の流れとしては、従来のPDCAサイクルを見直した「CAPDo(キャップドゥ)サイクル」を採用するという説明がなされました。このサイクルでは、まず初めに十分な現状把握をした上で、仮説設定、計画立案、実行、そして現状把握、というサイクルで課題研究を行っていきます。

また、テーマ設定の重要性について、「テータが取りやすく、実証可能かどうか」を踏まえた説明が行われました。

次回からは課題研究の手法に関する授業が始まります。