SSHニュース

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科学探究Ⅰ・Ⅱ類(文系) 外部講演会 6/30(火)

本年度、2学年文系の生徒は「前橋市の地方創生」について探究学習を行っています。

そして今回、その研究テーマにつながるヒントを得るため、外部講演会と題して前橋国際大学学長である大森昭生先生をお招きし、お話を聴かせて頂きました。生徒が書いた感想の一部を紹介します。

 

・前橋市に関する資料を自分で読んだだけでは理解しきれていなかった部分も説明して頂き、今まで見えていなかった視点も得られた。

・市内の経済・産業面の危機を強く感じた。

・人口面がやはり大きな課題。社会的人口増減に焦点を当てて研究してみようと思う。

・半径6㎞以内に12高校・6大学が集まっている地域だと、今まで気付いていなかった。

・スマートシティ・スーパーシティ構想、自動運転技術、5G、新幹線による没個性化、どれも興味深い話だった。

・文系的な探究活動を行う上で、インタビューや社会調査の手法を改めて聞けて良かった。

・「問題」とは現状と理想の差、「課題」とはその差を埋めるためにすべきものだと意識して、研究課題を定めたい。

・我々市民がもっと感じていることや考えていることを発信し、自分たちが前橋市を変えていくんだという気持ちを持つことが大切だと思った。

・僕らの中にも「前橋」への気になる点や疑問が沢山見つかるはずで、それを一つずつ明確にしていければ、「前橋市の地方創生」につながると感じた。


 

 

SSH成果発表会

1/31()に1学年のSSH成果発表会を実施しました。1年生69グループ、科学部5人の計74つのテーマのポスターが貼られて、活気あるポスターセッションとなりました。大学より10名の講師を招き、指導・助言をいただいたり、保護者や他校の教員など約70名の来校者より見学・質問をいただき、熱心に受け答えをしていました。

〈大学より来ていただいた講師10名〉

前橋国際大学 大森昭生 教授西川正也 教授

東京大学生産技術研究所 川越至桜 教授

群馬大学大学院医学系研究科 鯉淵典之 教授

小尾 紀翔 教授

群馬大学教育学部 岩崎博之 教授、青木悠樹 教授、佐藤綾 教授

群馬大学理工学府 大澤研二 教授、天羽雅昭 教授 

 

ポスターセッションの様子
   
  
   

会場の様子:講師を代表して、共愛学園前橋国際大学 大森 昭生 先生から講評をいただきました。

 

課題研究の実験の様子

 

 
 植物育成ライトによる光条件と豆苗の成長                 プログラミングによるドローン操作


 

 ジャガイモを用いたバイオエタノールの精製       水質変化とグッピーの行動変化

SS研修旅行(1学年全員)

11/12(火)SS研修旅行(1学年全員)を実施しました。

最先端の科学を研究する大学や研究所、企業または国際的な課題解決に取り組む大学や施設等を見学しました。

訪問先:

東京大学、一橋大学、東京外国語大学、早稲田大学、上智大学

東京大学地震研究所、国立感染症研究所、石油天然ガス・金属鉱物資源機構、産業技術総合研究所、群馬大学次世代モビリティ社会実装研究センター

外務省、JICA、ブリジストン技術センター、(株)花王大学院

 
東京大学地震研究所                     産業技術総合研究所福島再生可能エネルギー研究所

 
国立感染症研究所                      花王

 
早稲田創造理工                  群大フロンティアセンター

 
早稲田大学フロンティアセンター               早稲田大学フロンティアセンター

SS研修(つくば方面)

10/28(月)SS研修(つくば方面)に1・2学年希望者が参加しました。

【数学・物理学コース】

 国立研究開発法人産業技術総合研究所 → 筑波宇宙センター 

【生命科学・気象コース】

 理化学研究所 筑波事業所  気象庁気象研究所

 *生徒の感想等はSSH通信第8号をご覧ください。

 

理化学研究所

理化学研究所は日本唯一の自然科学の総合研究所で、様々な分野で研究を進めている施設です。研究所内にあるバイオリソース研究センターを見学し、万能細胞について、廣田研究員から講義を受けました。マウスを実験に使う理由や、人工臓器の研究などについて、生徒から積極的に多くの質問があり、充実した研修となりました。

 

  (研究員からの説明)        (細胞の大型模型)

 

 

気象研究所

気象研究所では集中豪雨、竜巻、突風等の観測手法の開発の研究、迅速な地震規模の推定と津波予測の研究、火山活動の監視と予測の研究について学びました。自然災害による被害を少しでも食い止めるために、使命感を持って、日夜研究に励み、努力されている気象庁や気象研究所の方々の姿は、大変印象に残るものでした。

    

 (フェアーズドアレイダー)    (スーパーコンピュータの前での説明)

*一斉に電波を放出し雨粒等から

跳ね返ってきた電波を受信し立体的に

観測することができる。

イノベータ講演会(第3回)

「はやぶさ・はやぶさ2と宇宙創成の神秘」

 ブラウン大学 上級研究員 廣井 孝弘様
宇宙創世の神秘、岩石から読みとれる宇宙についてなど、専門的なお話を聞かせていただきました。

課題研究の中間発表会

10/4(金)に群馬大学教育学部から4名、理工学府から3名、前橋国際大学より3名の計10名の講師として招いて、課題研究の中間発表会を実施しました。研究途中の各テーマについて、専門的な指導を受けることができました。

 

群馬県SSH等合同成果発表会

9月14日(土)に開催された「群馬県SSH等合同成果発表会」に、本校を代表して科学部の生徒たちが参加・発表をしました。この発表会は、SSHの課題研究や科学系部活動で研究を行っている県内の高校生が、その成果を発表し、他校の生徒と交流したり、研究者から指導を受けることができました。

前高OBの大学生による「TA(Teaching Assistant)指導会」を実施

9月6日、13日に「TA指導会」と銘打って、本校OBの現役大学生に20名程度協力をお願いし、1年生が行っている「課題研究」に対して、指導・助言をしてもらいました。TAを務めてくれたOBの在籍校は、京都大学、筑波大学・大学院、群馬大学、中央大学、東京学芸大学、等々。中にはこの指導会のためにわざわざ群馬まで帰ってきてくれたOBもいて、大変有難い限りです。

 

SSH生徒研究発表会(全国大会)

8月7日、8日にSSH生徒研究発表会(全国大会)が神戸で行われ、前橋高校の森平君(3年)が本校代表として参加しました。森平君は生物(植物・農学系)分野で『カイヅカイブキの葉の構造と異形葉性の発現要因に関する研究』というテーマでポスター発表をしました。