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中学生及び保護者からの質問と回答(Q&A) 8月5日掲載

 

1 学校の特色について

Q:教育方針を教えてください。

A:本校では学業だけでなく、部活動や行事にも積極的に取り組む「三兔を追う」教育を実践しています。結果に関わらず、様々なことに妥協せず取り組む過程を通して、人間としても大きく成長し、自信にもつながっていきます。

 

2 学習について

Q:大学受験のために教育課程(カリキュラム)はどのようになっていますか。

A:2年次より、文系・理系に分け、進路希望に添った科目が選択できるようにしています(地歴2科目受験にも対応)。また、国語・数学・英語における習熟度別少人数授業も実施しています。

 

Q:前高における学習スタイルや魅力は何ですか。

A:生徒の主体的な学習行動が身に付くよう、校外での活動の奨励、大学教員による講座開設(土曜AL)等を行っています。また、朝学習の奨励、自習室の開放、3年次個別添削指導、3年冬期集中学習会などで、生徒の自主的な学習の機会を設定しています。

 

Q:自習室について教えてください。

A:土日を含め、蛟龍館1・2階を自習室として朝7時から夜8時半まで開放しています。特に3年生は積極的に利用しており、蛟龍館マジックと呼ばれるほど成績が一気に伸びる生徒もいます。

 

3 進路について

Q:進路指導や大学受験への取組はどのように行っていますか。

A:まずは、生徒と教師が一体となった質の高い授業で高い学力を育成することを目指しています。その上で補習や志望校別添削指導などの「学習支援」、進路講演会・大学見学会などの「進路行事」、面談・志望校検討会などの「進路指導」を、計画的に実施しています。

 

Q:年間200名ほどが現役で進学していますが、国公立大学への進学者数は何名程度ですか。

A:今年3月卒業生の国公立大学合格者は延べ170名、そのうち進学者は138名です。参考に私立大学合格者は延べ667名、そのうち進学者は107名です。詳細は、本校Webページ内、「進路概況」のページを御覧ください。

 

Q:「大学入学共通テスト」のテスト対策は学校としてどの程度行うのでしょうか。

A:「大学入学共通テスト」に限らず、大学入試では思考力・判断力・表現力が今後重視されるようになります。本校では、そのような力を身につける授業を実践しています。また、試行テストを分析し、教科ごとに対策を立てています。詳細は、本校Webページ内、「大学共通テストに向けた対策について」のページを御覧ください。

 

Q:指定校推薦にはどこの大学があるのか、具体的に教えてもらえますか。

A:今年3月に卒業した学年については、早稲田大学、慶應義塾大学をはじめとして多数ありました。実際に指定校推薦を利用して進学した生徒は少数です。

 

4 部活動について

Q:部活動に所属する生徒の割合と進学状況はどのようになっていますか。

A:本校は文武両道を奨励しており、ほとんどの生徒が部活動に所属しています。文化系の部活動で兼部している生徒が多いこともあり、部活動の所属率は101%となっています。どの部も効果的・効率的な活動を行うよう心がけていて、体育系の部活動を含めて部活動の所属により進学状況が悪くなるというようなことは見られません。なお、本校の部活動方針については、本校Webページ内、「部活動指導方針」のページを御覧ください。

 

Q:部活動にはどのような部がありますか。

A:体育部が20部、学芸部・同好会愛好会・総務局直属部が22部あります。特徴的な部活動としては、水球部(県内で3校)、少林寺拳法部、ハンドボール部、クイズ研究同好会、ディベート部などがあります。特に大道芸部は全国的にも珍しく、地域の活動などに呼ばれて演技をしています。関東大会やインターハイへの出場回数が多い部活動としては、剣道部、水球部、弓道部、山岳部、卓球部、囲碁部、将棋部などがあります。活動の様子は「オンライン学校説明会」で掲載した動画を御覧ください。

 

5 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)について

Q:SSHではどのようなことをするのですか。

A:本校は令和元年度から5年間のSSHの指定を受け、「イノベーションを創出するグローバル人材を育成する」ことを目標に様々な取組を行っています。中心になるのは「総合的な探究の時間」を代替して行われる「課題研究」であり、大学教授や専門家、本校を卒業した現役大学生などのアドバイスを受けながら、自ら設定したテーマを研究します。また、SSHの特例により、「SS物理」や「SS情報科学」などの学校設定科目を設置し、通常の授業で探究的な深い学びをすることができます。さらに、物理×数学、化学×家庭など教科横断的な学習プログラム(クロスカリキュラム)なども行われます。なお、各教科とも通常の内容を基盤として展開しているため、一般入試への学習に不利になることはありません。詳細は、本校Webページ内、SSH」のページを御覧ください。

 

6 学校生活について

Q:始業・終業時間を教えてください。

A:始業時間(朝のSHR)は8時30分、6限終了は15時40分です。授業終了後に清掃・放課となります。

 

Q:昼食はどうしていますか。

A:弁当持参の生徒も多いですが、蛟龍館1階に学食があり、350円で日替わり定食が食べられます。麺類も含め、たくさんのメニューがあり、多くの生徒が利用しています。また、パンや弁当も校内4ヶ所で販売しています。昼食用だけでなく、放課後の部活動や学習が終わった後のために買っておく生徒もいます。

 

Q:スマホ、髪型、金銭などについて、どの程度の規則がありますか。

A:スマホを所持することは構いませんが、始業から終業までは使わない指導をしています。髪型や金銭についての規定は定めておらず、前高生としての常識的な判断に任せています。なお、教室前の廊下には市販の鍵を付けられる個人用ロッカーがあり、所持品を各自管理することができます。

 

 

7 その他

Q:どのような手段で通学していますか。

A:ほとんどの生徒は自転車(電車+自転車を含めて)を利用して(95%)おり、校内に駐輪場が用意されています。電車(JR、上毛電鉄)を利用している生徒は33%です。

 

Q:前橋駅からの交通手段と通学時間はどのくらいですか。

A:前橋駅から本校までは、自転車を交通手段としており、約15分で着きます。

 

Q:電車通学の場合、大雪などで登校できなくなった(遅れた)場合の対応はどのようになりますか。

A:台風や大雪などが事前に予想される場合は、始業時間の変更などをあらかじめ連絡することがあります。また、当日電車が不通となったり、遅れたりした場合は欠席・遅刻にはなりません。

 

Q:家を離れて下宿している人はいますか。その場合、一般的な下宿先の様子を教えてください(場所、費用など)。

A:家から学校までが遠いことを理由に下宿をしている生徒は、各学年いても1人くらいの状況です。大学の近隣(前橋・高崎)には学生向けの下宿(部屋は別だが台所などは共用)や1人向けのアパートがあってそこを利用したり、親戚の方や大学生のお兄さんのアパートに一緒に住んでいるケースもあります。

 

Q:校内の設備・環境はどのようになっていますか。

A:全ての普通教室にプロジェクターが完備され、ICTを活用した授業が行われています。また、SSHに指定されたこともあって、実験設備も大変充実してきました。校舎外では、硬式野球場、軟式野球場、ハンドボールコートが陸上トラック(400m)とは別にあります。また、プール、武道館(剣道場、柔道場)、弓道場、テニスコート(4面)なども敷地内にあり、放課後に活発に活動する生徒の姿を見ることができます。

 

8 令和3年度入学者選抜について

Q:受検方法について教えてください。

A:前期選抜は、総合問題・面接・調査書をもとに段階選抜を行っています。後期選抜は、学力検査・調査書をもとに選抜しています。令和3年度入学者選抜における配点や内容などの詳細は、9月下旬頃に発表する「入学志願者案内」を御覧ください。